【弱くても勝てます】使い手は弱かったマッドパーティー
みなさん、アローラ。
炭治郎がカナヲと仲良くなった時にコインを投げて表を出していたので、クラハン構築は鬼滅の刃構築だと言って譲らないきせのんです。
鬼滅最終巻がどこにもないんですけど、単行本勢なので早く読みたいです。
さて。横浜CL前日の記事以来の更新ですね。
今回は12月5日のシティリーグに出場してきたので、その備忘録も兼ねてのブログです。
ちょっと言い訳じみたところがあると思いますが、負けた結果はそのとおり受け止めてシーズン3で結果が出せるようにまた頑張ります。
使用デッキの解説はもちろん、調整過程とその中で没になったデッキについても説明します。
有料じゃ無いんだしそのくらいの勝手は許してくれ。
なので、時間ある方は読んでいってね。
1 シティの日程について
そもそも、当初は11/29に行われる自主大会にも葉月くんとチームを組んで出場予定だったこともあり、シティよりも先行して、調整は行うこととなりました。
そのため、主だっての調整はうちのリーダーの葉月くんとその他少数でやっていました。
2シティに持ち込むデッキについて
調整相手が決まったところで、持ち込むデッキについての検討が始まりました。
僕らのベースとなるtier表は以下のとおりです。
tier1(めっちゃ強い)
三神ザシアン ムゲンダイナ
tier2(でもまぁ強い)
マッドパーティ セキタンザン ズガドーン コンボザシアン
tier3(そこそこ強い)
インテレオン クワガノン ジュナイパー ピカゼク ブルーレシリザ 超MM
(引用:葉月とのDiscordでの会話)
以上のとおり、最低条件として三神のサイド取得レースに間に合うこと、またムゲンダイナと殴り合えることが最低条件となりました。
ちなみに小ズガは、某note
のおかげで流行の兆しを見せたドガスダイナのおかげで使用率に関しては減少傾向にあると考えていました。勝率とはまた別の次元でのメタです。
そのためとりあえずtier1組に勝てるデッキを考えるということで考察を行なった結果、以下のようになりました。
三神ザシアン
セキタンザン
ルカメタザシアン
マッドパーティー
の4つの案が出ました。
その中から、僕がマッドパーティーを握っていたことで、ある程度三神とムゲンダイナに対してのルート確立ができていたこと、またメタゲームの変遷により、ムゲンダイナからジグザグマや回収ネットの枚数が減った事から先1ワンキルされる可能性が減ると考え、マッドパーティーを主として考察する事にしました。
3 デッキの調整について
調整するデッキが決まればあとはひたすら詰めるだけです。
僕は仕事をしながら頭の中で相手のルート妨害に対してのルート考察を行い、葉月には彼の右手と左手で環境デッキと一生スパーリングを行ってもらいました。
また、僕はその間の週末に何度かジャッジ稼働をしており、当然トナメの卓付きジャッジをしていたので上手いプレイヤーのプレイを間近でみて研究を進めていました。
その中でマッドパーティーは、クワガノンVとセキタンザンへの勝率あまり良くない事が懸念点として上がりました。
そのため、2枚への新しいメタカードは何かについて主眼を置いて検討することとしました。
横浜でのマッパは、癒しジャマーのミミッキュを採用する事でマオスイレンのケアをしていましたが、それが知れ渡っている結果、それへの回答は当然セキタンザン側も持ち合わせていることは想像に難くなかったからです。
加えて、そもそもクワガノンはマッパの天敵であり、後一である程度の火力保証が無ければ殴り合うことがキツい為です。
そういう時、僕は公式サイトのカード一覧を眺めるか、自室のストレージを眺めて答えを探すようにしています。
このやり方は大体しょうもなく、メンバーからバカにされる答えしか出せないのですが、ごくたまにヒットする時もあり、今回はそのあてがどうも当たったようです。
・回ったクワガノンは特殊エネルギーを貼ると思うので、血が滾るルガルガンが刺さるのでは無いか。
エネを消費しないのも評価点
・クロバットもドロー量に対して終盤のLOリスクを背負うにはバリュー低め。サンマ採用で使いまわしたり、デデンネ2枚目でもいい。
・序盤トラッシュしまくる都合上バリヤードが一枚だと割と決めにくい
・スパボでしかバリコに触れない反面手札を切らないのでスパボだとポケモンをトラッシュに落とし辛い
・手札干渉がなく、詰めで負けかねないのでマリィの採用はちょっとだけアリ
・序盤のドロー性能とトラッシュ性能の向上の為に掘り下げるヤミラミを入れる択がある
・ファイトアローンのケケンカニはガノンに強いが、相手が理解していれば1パンさせてもらえない。しかし、ガノンもケケンカニを落とせないので、2パン前提で育てる選択はある
・グソクムシャは全体的に火力保証が安定している事とセキタンに弱点取れるの偉い
・ポケモンが多いので、トラッシュ性能は落ちるけどポケ通採用の選択肢がある。
などの怪文書をDiscordに投げましたが、そこから何やかんや話し合いを重ねた結果、採用すると決めたカードはこれになりました。
セキタンザン側は平均2〜3枚は盤面にVGXを置くことが多く強引な瞬間的に高火力を押し付けることでマオスイでのケアを許さないという考え方です。
また、三神ザシアンやムゲンダイナも盤面に多くVGXを並べる為、最低限のサブアタッカーとして腐ることが少ない点、当初のレシピにそもそもプリズムメタモンが入っていた事からこれの採用をしました、
また、そもそもクワガノンは、雷の減少によって総数が減る事から、後一の火力が出せなければもうそれはしょうがないとなりました。
4 シティ前練習中のメンヘラ
自分含めポケモンカードゲーマーは基本メンヘラです。(偏見)
仕事終わりに色々話してたらこんな事になってしまいしました。
ヤバいです。
僕もその時ちょうど、「マッパって動き出すと強いけど、初手にドロソ入ってなかったらだいぶキツくね?シティに持っていくにはちょっと怖いわ」
とか考えていたので大慌てです。
加えて、ちょうどそのあたりでチームDiscordの方にマッパを考えていると話したところ、別にそんな強くないだろと言われてしまい、弁護人不在裁判の結果マッパは解雇になってしまいました。
5 新デッキの開発か既存のデッキの練習か
こうなってしまえば、新しいデッキを組むか、既存のtier1を強く運用する練習をするかになります。
言ってしまえば振り出しに戻ったわけです。
しかし、僕はS1でヨネダ選手の三神ザシアンを持ち込んで0-3した実績があるため既存の運用には消極的でした。
そこで考えたのが、この2つです。
上は、よつぎ一門のよつぎさんが使われていたデッキを参考にさせていただき、POGで僕が使用したマルヤクデの形に寄せてプレイングの練度上げを容易にしたレシピです。
下は、僕が去年のCL京都に持ち込もうと考えて没にした超パです。
これに調整を加えて現環境においても戦える形に寄せようと考えていました。
しかし、下は回すまでもなく三神ザシアンに勝つルートが全力女神の光で削った三神のサイドを取るくらいしか考えられず、没になりました。
ただし上は別です。
そもそもマルヤクデは発売当初から溶接工を打たずとも後2でザシアンを取れたり、フレアスターター溶接工でお守り無し三神を取れる事から三神ザシアンに対して有利が取れると個人的には考えており、またこの構築によせることとプレイング記事を読んだ事で、鬼門だったムゲンダイナにも抗える事から選択として十二分にあり得ることに気づき、これを詰める事にしました。
マルヤクデの問題点
マルヤクデの圧倒的な問題点は、溶接工への依存度が低いとは言え引かないと手札が繋がらない事と、序盤の山にノイズが多い故に手札がカチャつく事でした。
現環境のデッキが基本そういう部分が多いことは理解していますが、旧環境で「テテフワンダータッチウツギ博士のレクチャー」を安定して言えるデッキを使っていた身としてはどうしても我慢なりませんでした。
ある程度のドロソやポケギアを増やせば解決できるかもしれませんが、そこまで調整する時間的余裕があまり無く
シティに持ち込むにはGOサインを出せないとの結論に落ち着きました。
マルヤクデについてはこの後のポケカ休暇の間にもう少し自分の手に馴染む形に組み替えてみたいなぁって思ってます。
6 前日になっても握る山がない
もう絶望ですよ。
常人ならシティをキャンセルするレベルです。
前日の夕方に練習に付き合ってもらった友達からも、「シティキャンセルすれば…(ドン引き)」みたいな反応されました。
あたり前田のクラッカーだよ。(昭和?)
結局泣きながら既存構築をもっと簡単な形にしてクラッシュハンマー投げる運だけマンになる事にしました。
泣きアニメだ…。
帰りの電車クラハン炭治郎のコラ画像を量産していた事を昨日のように思い出します。昨日の事なので。
7 明日のデッキ、それを決めるのは誰かではない 自分自身だ
帰宅後23:30くらいに、マッパが1番練度が高い事に気づき、またチームの方でも研究を開始した結果、マッパは弱くないと考えが改まった為、多少のカチャつきには目を瞑ってマッパを握る事にしました。
ほんとずっとマッパを信じて練習すればよかったとさめざめと泣いていました…。
8使用デッキ
デッキコード→FkFkfF-EFxqfQ-5VFvk1
最終的にこんな形になりました。
結局またカード周りはこの形で落ち着き、グッズ周りも後1の上振れ狙いでダート自転車を投入しています。
ちなみに山を共有した葉月くんのnote
→https://note.com/hazukiyoutube/n/n938f1465e0f0
採用カード解説
マッパパーツ×各4
減らすってどういう事?お前船降りろ(ルフィ)
個人的に、Shibuzoh.先生のデデンネが好きなので、色違いよりも通常のシャイニースターミラーが1番好きです。
ちなみに相手もコンボを使って来た時はメタモンからバリコオルを立ててコンボ妨害することも可能です。
ヤバチャ×2
ひっそりのせるです。シャイニースターミラーで揃えたかったのと単純に2点乗せられるのは後一の最低限の動きとして、ギリ耐えなのでこれにしました。
多分お茶会して山札引いた方がマシな気はしています。
葉月はちゃんとお茶会を採用してました。
ヤレユータン×2
コンボパーツの一つです。
二子玉を温存しながら博士の研究をしたい時に重宝します。
コンボパーツの一つです。
パントマイムしてからさるぢえする事で、サイド落ちのパーツを回収できる事も覚えておくとたまに役立ちます。
途中2枚構築にしていましたが割と楽しいです。
対応力の都合で一枚。
これのせいでコンボが遂行できなかったことはなかったので問題無いと思います。
サイド追加で取れるのアドすぎ。やべー。
特性の発動はサイドと手札の中間で発生するのでドガス前だろうがシェードテールナンスが居ようがサイド追加取得はできます。
シティのジャッジで質問貰ったので、この記事読んでくれた人は覚えておいてくださいね。
何にでもなれるマン。ガチで最強。この子のおかげで進化のメタカードを採用できる。
そもそもヤバチャよりも耐久があるのも笑う。
手札が細くなりがちなデッキなので2枚は欲しい。
後1でデデンネは使いがちだが、2枚とも盤面に出すと対三神のゲームスピードに間に合わなくなるのでそこはプレイングでどうにかしよう。
回収できるワタシラガみたいなもんよ。
序盤手札がカチャったり、終盤のボス回収に使います。
コンボ仕込んだあとのヤレユだけで動きが再現できるのが偉い。
2エネでかなり火力が出るのが偉い。
三神ザシアン、たまに330出たりするのでマジで面白い。バレてても相手の盤面展開を阻害できるのは偉いよ。
クイボ、ミストレ、ネット 各4
ミストレの枠は最後まで迷いましたが手札トラッシュが偉いので4枚にしました。
ネットを減らす選択もありましたが、コンボ以外にも使いたいことが多いので減らせませんでした。
ダート、スパボ 各3
スパボは唯一バリコオルに触れる札なので4枚にするか迷いましたが後1で山を掘ることを考えるとダートを増やしたかったです。
ダートは終盤、山に眠っててもリセスタ後に強引に動けるので偉かったりします。
グレートキャッチャー 1枚
コンボを決める都合上裏呼びが大事なのでドロソを使いながら使えるこのカードを評価しています。
再利用できるフィオネの採用はギリギリまで迷いましたが、後1で裏にいる三神を呼ぶのにも使いたいのでこっちにしました。
博士の研究 4枚
アララギの方が好きです。
ほんとはソニアが欲しいです(正直オタクくん)
ボス 2枚
裏呼びを最低一回はしたいので2枚。
雑に切ると後で痛い目を見ます。大事に使いましょう。
ホミカ 1枚
増やすか迷ったカード。
このデッキは比較的ドロソが少ないことと、ホミカのテキストがデッキコンセプトと合っているので2枚欲しい試合が多かったですし、ミュウツーで2回使う試合もありました。
余談ですが、葉月は当日の朝光らせたのに結局一度も使えなかったようです。
フウとラン 1枚
サポートでの入れ替えとして使用します。
切りたくない札を山に戻しながらデッキを引けますが、基本欲しいパーツは引けないのでドロソとしては信用しちゃいけないです。
ツインエネルギー 4枚
マッドパーティーなのでそうなります。
トリプル加速エネルギー 2枚
ポットデスとグソクムシャに貼るエネルギー。
ツインエネが意外と枯渇する盤面は多いので大事に使おう。
9環境デッキへの対応方法
三神ザシアン 微有利
後攻を選択したい。相手もデッキ的に先行の方が展開が安定しやすいため比較的じゃんけんに依存しない。
後攻側の要求は、後2(オルジェネの返し)までにコンボを完走しつつ三神を倒すことです。
三神は耐久が高いため基本2パンを狙って行きましょう。
上手いプレイヤーだと前にザシアンエンドとかされて三神を削らせてくれないのでグレキャで無理やり呼んで削ったり、先にデデンネを取りに行くことも選択肢に入ります。
また、相手側は三神の次のアタッカーをフーパやレヒレにすることでリーサルこちらの要求を上げてきます。
ちゃんとボスは大事にプレイしましょう。
こちらの理想の動きは三回の攻撃で相手のサイドを取り切ることです。
そのため、デデクロをどちらも出すと、1ターン足りません。
また、コンボを仕込む前はアタッカーを無視してヤレユータンを取られるだけでキツくなります。ヤレユータンは大事しましょう。
初期手札でかちゃったら、ディスティニードローに賭けましょう。
ムゲンダイナ 五分
ムゲンダイナ+コンボクロバットのルートを取りたいです。
ドガスが入ったのでジグザグマとネットが減り気味なのがとても嬉しいです。
ドガス前エンドされても、ドロソ周りだけで無理矢理倒しに行けるのでそれはそれで良きですが、下手にカウンターに持ち込まれると殴りが間に合わなかったり、削ったムゲンダイナをムゲンダイマックスしないルートを取られやすくなります。
手札がかちゃっても、相手もサイドを取り切るまでには時間がかかるので三神よりかは楽です。
小ズガ 微有利
こちらが後攻なら後1からサイドが取れること、コンボがあるのでこちらの方がサイドを取り切る速度が速いこと、また小ズガ側は火の玉サーカスでリソースを切り続けるのは比較的厳しい事を活かしてテンポを取りましょう。
相手が痺れを切らしてVGXを置いてきたところを取って引き離したいところです。
雑にデデンネクロバットを置くとコンボの意味が無くなるのでそこだけ注意しましょう
ピカゼク 不利
クワガノンが採用される事が非常に多くかなり不利です。
環境的に減っているので当たらないと呼んでいました。
レシリザ 不利
ちゃんとボルケを3回当てられた後にレシリザを投げられると、コンボの意味がないのでとてもキツいです。
後攻を取られてもこっちが先に殴り出せるであろう事を意識すれば勝ち筋が見えると思います。
セキタンザン 五分
コンボセキタンザンだと基本こちら側は不利寄りですがこちらもコンボをかけながらセキタンザンとデデクロを取りにいきましょう。
うまくグソクムシャを当ててあげて相手の耐久想定を壊してあげましょう。
葉月は2回踏んで2回とも勝っているので無理じゃないと思います。
インテレオン 不利
泣きながらマッドパーティーを握った事を謝りましょう。
ジュナイパー 不利〜有利
基本有利です。VGXで殴らないしね。
ただ、ブリザードタウンがあると少し話が変わります。
貼られるだけでポットデスでも流れなくなる場合が多くとても厳しい試合になります。
単騎になったところにヤバチャとメタモンをまとめてベンチに置いてジュナイパーを取りに行きたいです。
マッドパーティー じゃんけん
まあじゃんけん大会です。先に殴った方が勝つ。
勝ち筋があるとすれば、相手がバグで置いたデデクロを取ってサイドレースを巻き返すくらいです。
とりあえず、以上が今回シティで使ったマッドパーティーの解説です。
後半雑で申し訳ない…。
ただ、かなり気に入ってるコンセプトなのでもっといい形にして大会で結果を残したいし、他の人にも使って欲しいです。
ここまで読んでくれたあなたに感謝を。
きせのんでした。
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(思想強めのツイート)