奇妙で馴染みにくい希ガス

更に向こうへ。Plus Ultra

愛知best16は語りたい

アローラ。

きせのんです。

最近はVとウマ娘とapexの沼に落ちていますが、頑張って練習していたおかげで、愛知CLエクストラでbest16に食い込むことができました。

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普段は、秋葉原のお店とかでシティリーグのジャッジをやっていたり、バトロコ高田馬場のジムバトルで0-3したり、Twitterでキツいツイートを量産して、元リーダーの葉月から半年近くブロック(横浜CLの頃に仲直りしましたが)されたりしている社会人です。

 

アディショナルシーズンでも稼働予定なので、見かけたら声かけてくれると嬉しいです。

ジャッジの時は公平な対応をしている風に装いたいので塩対応気味かもしれないけど、内心だいぶ喜んでます。

 

それはさておき、今回のCLエクストラ環境は今後エクストラバトルの日によって普段触れない人もエクストラに触る機会が増えるため需要あると考えているので、解説記事を書きます。

 

ここ3回のエクストラCLに出場し全て二桁順位にいるので、他の人よりもある程度は参考になるかなぁとは思います。

 

今回の愛知でのデッキ選択にあたり、僕が考えていたtierは以下のような形です。

また、界隈での一般的な呼称を使うので、後々基本的な動きを解説します。CL持ち込みでは僕が知らないだけで動きが違う場合もあるので悪しからず。

 

Tier1   ターボダーク

   ターボダーク型M3

   ピカゼク

   ADPZ

   先人型ガブギラ

Tier2   連撃ウーラオス

   ドラパダスト

   トゲキッス

   モクナシラフレシア

   スピードザシアン

Tier3   セキタンザン

   ウォールストール(LO)

良い構築ができれば、あるいはってポジション

   マッドパーティー

   滅びネクロズマ 

   レシリザ

   インテレオン

   バシャーモVmax(ここでは書きません) 等

 

基本的には、limitlessの結果等を葉月に分析してもらい、それをもとに練習で有利不利の確認を行なっていき環境の考察を行なっていました。

多分分析結果はnoteの方に載ると思います。

 

 

それぞれのデッキ解説とTier配置の解説

 

ターボダーク

愛知の最高戦績は準優勝です。

悪タイプ版のメタルソーサーであるダークパッチの存在や、エネ加速要因でありながら、GX技で軽条件で気絶を取れるダークライGX、悪タイプ版の迅雷ゾーンを持つダークライEXが存在しているところが大きいです。

また、新弾でガラルファイアーVの追加があったことや、スタンでも流行している、マニューラGXのトランスギミックにより、ウォールストールLOに強く出れることも高評価でした。

 

基本的な動きは、盤面にエネルギーを溜めながらガラルファイアーで殴り、盤面が整ったところで、どくさいみん光線+ダークライGXのGX技でサイドを取り、それでもサイドが残ればゲッコウガ&ゾロアークの青天井技で倒すという動きです。

中盤以降の安定感と最大値がとても高く、Theエクストラといったような爽快感のあるデッキなので、初心者にもおすすめです。

 

ターボダーク型M 3

愛知会場でも一定数見かけました。

基本的にはターボダークと同じ動きを狙っていきますが、M3の採用によって弱点のケアと幅広い技選択を可能にしています。

また、ゲコゾロよりも耐久を上げられる点からもメリットがあらと考えています。

 

強い構築では、オンバーンGXの採用がされていて、グッズロックと青天井の両立されているものもあったようです。

 

トーナメントに残ってるという話を聞いてないので、おそらく負けてしまっているんだと思いますが、かなり強い軸だと思っています。

 

葉月連合でも、このデッキをベースに据えたデッキを握っているメンバーが多かったです。

 

 

ピカゼク

愛知会場ではあまり見かけたという話は聞きませんでした。

基本的な動きは旧スタンダードと変わりませんが、ピーピーマックスが使えることにより、旧スタンダードよりも事故が少ないというところが違う点です。

一般的なレシピは、ポケカ公式チャンネルでライチュ梅川さんが使っていた構築がかなり完成度が高いため参考になると思います。

 

直前のlimitless(海外主催のオンライン大会)のエクストラ版では持ち込みが圧倒的に多く、今回のCLでも使用者は多いと踏んでいたのであまり見かけなかったのは意外でした。

 

おそらく、連撃ウーラオスに流行の兆しがあったことが原因の一つかなとは思っています。

 

ADPZ

アルセウスディアルガパルキア+ザシアンV)

愛知の最高戦績はbest4

基本的なプランは、ほぼスタンダードの動きと同じです。

ただ、一つだけ大きく違う点がありエクストラには特殊エネルギーのダブルドラゴンエネルギーというカードがあるため、デッキに水エネルギーを入れる必要がありません。

また、後手1ターン目にタッグコールから、三神とグズマハラをサーチすることで、軽石(風船のテキストに近いが、軽石は逃げるエネルギーを全て無くす)までサーチできるため後手1のオルタージェネシス成功率が段違いです。

 

大きな弱点として、ポケモンレンジャーというサポートで、オルタージェネシスの効果を消すことができるため、ネックな部分はありますが、それでもスタン以上の制圧力があるため、エクバに出る初心者にはおすすめなデッキです。

 

かなり強力なので、僕の持ち込み候補でした。

また、エクストラに申し込み間違いをした人が多い話はTwitterで聞いており、そういったプレイヤーはこの型を握るのかなって思っていたのでこの位置です。

 

先人型ガブギラ

上位に結構いました。

トナメに残っているガブギラはいたのですが、見てないのでこの型かは不明です。

 

基本的なプランは、ドガースマタドガスホミカによって捨てたり、ガラルジグザグマの特性を使うことで全体にダメカンをばら撒き、ガブギラにダブドラとコケコの特性を当てることで後手1から240ダメージを与えて盤面を取っていく動きです。

雷エネルギーを採用する都合上、クワガノンVを採用できることや、GX権をガブギラではなくアーゴアクジに使わせることでサイドを無条件に2枚獲得できる対応力の高さも高評価です。

 

難点は、動きが少しトリッキーなので、かなり練習が必要なことと、高い基礎性能に加えて初見殺し性能も高さも売りだと思ってましたがlimit less等で凱さんが使っていたことで日本プレイヤー内での知名度が高かったこと、ADPZへのメタカードがそのままガブギラに刺さる点です。

 

幅広いプラン取りから最適択を選択しないといけないため、初心者にはお勧めできませんが、間違いなく強デッキの一つです。

 

ちなみにlimitlessでの持ち込みはピカゼクと同レベルの人気でした。

 

Tier2

連撃ウーラオス

トーナメントにも2人残ってました。

最高戦績はbest16かな。

トナメに残っていたサーニーゴさんはこれだったと思います。(一応ちらっと見ただけでしたが、本人が動画でおっしゃってましたね…。)

 

他にも予選で、某有名プレイヤーの身内が握っていたりしていたようです。

 

基本的な動きとしては、入れ替える事で150出せる疾風突きと、キョダイレンゲキを組み合わせて盤面に圧力をかけていく動きが強力です。

 

また、ポケモンの道具のこうかくレンズ等でサイドの複数取りが狙えるのは面白いと思います。

 

それだけに限らず、デスカーン(特性:ディープグレイブ)等で任意でカウンター状態にする事でカウンターゲインやカウンターエネルギーの起動を狙う構築、ダストダス(特性:ダストオキシン)を採用して、特性ロックをかける型(道具に軽石を採用する事で、疾風突きとのシナジーがある)等もあり、研究しがいがありそうなデッキです。

 

愛知から見て振り返ると、パワーという点ではTier1においてもいいレベルだなとは感じました。

 

広角レンズを採用しないなら、最近のカードや刷られすぎて安いカードが多いので、エクストラ初心者でも組みやすいのかなぁと思います。

 

ドラパダスト

 

僕の知り合いが、このデッキタイプで国内のオンライン大会を優勝していました。

しかし、愛知ではあまり数がいるとは感じなかったのでダークターボへの警戒が強かったのかなと思います。

 

基本プランは、ダストダス(特性:ダストオキシン)で特性ロックをかけつつ、Vmax特有の耐久力を持ち、技でのばら撒きが得意なドラパルトでじわじわと攻めていく動きをします。

 

タイプ相性で明確に有利をつけるデッキがない反面、特性で動くことの多いエクストラでは特性ロックが刺さることが非常に多く対応力には定評があるのかなぁと言ったところです。

 

エクストラバトルでもダークターボが環境の一角になることを考えると、あまりお勧めはできませんが、ドラパルト推しの方はぜひ研究してみてはいかがでしょうか。

 

 

トゲキッス

 

他のメンバーにも聞きましたし、自分で見た数だけでも愛知では異常に持ち込みが多かったように感じています。

愛知での最高戦績はbest8

 

基本プランは、盤面をトゲキッスVmaxと下Vの2面展開を行い、ダイグライドで削りながらダメージを受けたらアセロラやまんたんの薬で回復しつつ、ダイグライドの効果で山から必要パーツを回収していくという動きです。

おそらくブルーの探索を使用することができる構築なはずなので、トレーナーズを絡めた場合は実質3枚必要札のサーチができることも強みです。

 

また、ルザミーネアセロラロケット団の工作を採用することで持ち前の耐久力を活かして回復ループをしながらLO待ちの盤面が作れるため、判断力と知識と実力と時間があればとても強力なデッキです。

 

ただ、CLでは25分と短い時間予選では、削りきれずに時間切れをしている卓があったり、ダイグライドのサーチ先を延々悩んでいる卓が散見されました。

 

今環境では珍しくLOを狙えるデッキですが、LOを握りたいなら素直にウォールストールを握ればいいと考えており、かつ殴り切るには打点が足りないと考えているため、個人的なデッキ選択の中には入ってきませんでした。(他に、ピカゼクが人気が高いという情報も要因の一つになっていました。)

 

エクストラバトルの日では、時間切れを起こす可能性があまりにも高く、ミラーした瞬間地獄みたいな試合が始まるので、お勧めはできません。

 

ただ、本当に理解しているプレイヤーが握れば強いのは間違いなく、best8に入っているのも納得です。

 

 

モクナシラフレシア

 

愛知の最高戦績はBest16 。

以前より評判が高いデッキではあります。

 

最速でモクナシのスーパーグロウを使い、いらいら花粉のラフレシアを立てることでグッズロックをかけることができ、ゴリランダーを立てることでその後はエネ供給の安定が狙える点が強みです。

 

エクストラはグッズへの依存が高い事で有名なので、それを機能停止にできるこのデッキの妨害性能の高さは目を見張るものがあります。

 

また、ジュナイパーを採用することでLOを狙うこともできます。(多分メタられているのでお勧めはできませんが)

 

エクストラバトルの日で使いたいのであれば、Best16の方がnote書いていたので、気になる方はそれを読むといいんじゃないかなと思います。

僕よりポケモンカード上手なんで、エアプの話聞くより為になると思いますよ。

 

ゲームプラン自体は単純かつ強力なので割と初心者にもお勧めだと思います。

 

 

スピードザシアン

 

予選で当たりましたし、大会でも割といました。

ゲームプラン自体はスタンダードの構築とあまり変わりませんが、グズマ(ボスの司令とポケモン入れ替えを同時に使う効果)がある事で、相手のシステムポケモンにブレイブキャリバーを当てやすい点が強みだと思っています。

 

序盤にサイレントラボを貼られた場合、張り替えられないと機能停止気味になるのが痛手ですが、前シーズンのスタンダードで使い慣れている人にはおすすめできるデッキの一つです。

 

Tier3

セキタンザン

 

愛知ではあまり見ませんでした。

limit lessでは持ち込みこそ少ないものの、結果を出しており、デッキの評価自体は高いです。

持ち込みは少ないと思ってました。

 

動きは、前のスタン構築からコンボパーツが抜けたような形です。

ヘビーボールでサーチできる範囲があまりにも広いことと、じならしで必要パーツを集めやすいことが強力です。

 

また、ストーン闘エネルギーに加え、打点補助になるストロングエネルギーがある事で攻守共に手堅く動ける点が強いです。

 

モクナシに弱点を突かれますがそれ以外に強く出れるので、エクストラバトルの日環境では隠れた強デッキだと思います。

三神?レンジャー撃ってわからせてください。

 

ウォールストール(LO)

 

とおせんぼカビゴンで相手のデデンネなどの殴れないシステムポケモンを縛る事でLO勝ちを狙うデッキです。

エクストラではポケモン入れ替えが採用されることがあまりにも少なく、グズマも入れて2枚の構築が多い為とても強いです。

 

ただ、時間内に終わらせる事があまりにも難しいので初心者には絶対にお勧めできません…

 

デッキの動き自体はとても面白いので、サーニーゴさんがlimit lessの大会で使用されているアーカイブを見てみると楽しめると思います。

 

 

いい構築ができれば…

 

マッドパーティー

 

CL優勝しました。

トーナメントでとーしんさんの動きを横で見ていたので中身知ってますが、ここでは詳しく書きません。

 

基本的なプランは、バトルコンプレッサーでデッキ内の打点パーツ(バリコオルとかデデンネとかポットデス)をトラッシュすることで山の純度を上げ、非exとは思えない火力で殴っていくデッキです。

 

昔は、これと似ているよるのこうしんというデッキタイプが存在しており人気でしたが、マッドパーティーの方が最大火力が高い為その点ではこちらに軍配が上がりそうです。(ここ老害ポイント)

 

まだシェイミがいた頃は僕も使ってトレリを走っていましたが、スタンダードではあり得ないレベルの火力を早い段階から出し、大物狩りをする爽快感は病みつきです。

 

初心者にもお勧めできますが、何点か難点があり、

・バトルコンプレッサーが高い

・慣れないとバトルコンプレッサーとバトルサーチャーのコンボを使いこなしきれない

 

などがありますが、練習すればそんなに難しくないので、練習してください。

ガルシアさんのnoteが早く読みたいです。

 

滅びネクロズマ 

愛知ではベスト16に入っていました。

 

サイレントラボかダストダスで相手の特性つつ自分の特性を止めてウルトラバーストを解除し、ダブルドラゴンエネルギーで後手一から170ダメージとエネ割を押し付けてきます。

 

一時期大流行しましたが、最近では下火気味だったので勝ち残っていることに驚きました。

プランが単純なので初心者にもお勧めですが、サイレントラボがあまりにも高いことと、特殊エネルギー4枚しかエネルギーが採用できない都合上

デッキ事故が高頻度で起きることが難点です。

 

 

レシリザ

 

愛知では見ていないです。もしかしたら少しだけ持ち込みがいたのかもしれませんが…。

溶接工に依存するタイプの炎デッキですが、闘魂のまわしを巻いたレシリザに、ボルケニオンEXの特性が乗ると中毒性のある打点が出ます。

 

また、溶接工で動く都合上ツールボックスのような動きができ、またサーチャーで溶接工を使いまわせる点から対応力の高さも高評価です。

 

また、色有利を取ることはあっても色不利を取るデッキが、ほとんどいないであろうインテレオンと、ほとんどいないミラーのボルケニオンEXなのも強みです。

 

ちなむと、以上の点から僕はバシャーモが開発されるまでは、このデッキを大会に持ち込むつもりでいました。

 

インテレオン

 

レシリザと同じで見てません。

そもそも160+60を撒けるのでゲームプランの最高速度が高く、水タイプ版のメタルソーサーが存在している点から以前から一定の人気はあるデッキタイプです。

 

トロピカルビーチとリーリエのピッピ人形を採用することでゲームプランの巻き返しを図るデッキタイプなどもありましたが、そもそもトロピカルビーチを持っている人間がそんなにいないし、ピカゼクに明確に不利を取るので評価が低かったです。

 

エクストラバトルの日では、ピカゼクがあまりにもいなかったので、好きなら握ってもいいかもしれません。

 

バシャーモVmax

 

今回僕が握ったデッキで、最高戦績はbest8

 

ブルーの探索で要求パーツを集めつつ盤面を整えます。

連撃エネルギーとダブル無色エネルギーで技を使えるため、溶接工に依存しません。

また、ワザの効果でベンチポケモンにエネルギーを張れるため、手張りを要求されることが少ないです。

以上。

それ以上の話は、今後葉月が出すnoteを読んでください。

 

ブルー型の構築開発は、ひよぽけ(葉月連合のうちの主要メンバー)が得意とするところなので、割と自信を持ってお勧めできます。

例 ブルー型三神ムウマージ(CL東京2020使用)

  ブルー型デスカーンガブギラオンバーン

  (前回エクストラバトルの日使用)等

 

ちなみにエクストラバトルの日で、使用するのはお勧めしません。

理由は僕がエクストラバトルの日で使いたいので、ミラーするとめんどくさいからです。

 

 

いかがだったでしょうか。

さらっとですが、環境にいそう(いた)デッキの解説でした。

 

もういっときエクストラの大会はないし、そんなに秘密しにしないといけないこともないので簡単なことであれば相談とかも乗れると思います…。

 

これでみなさんも、エクバの可愛いプレマをゲットしに行ってください。

 

僕はコロナが怖いので家でウマ娘します。